キルミーヒールミーの第1話のあらすじと感想(ネタバレ)

キルミーヒールミーの第1話のあらすじ

キルミーヒールミーはチソンが1人7役に挑んだ異例の脚本でした。安定した視聴率で2015年MBC演技大賞では12冠を総なめにした大ヒットドラマ。今までにない新鮮な人物像が魅力のドラマなので、楽しみですね!

☟以下ネタバレを含みます。ご了承下さい。

主人公ドヒョンは財閥の会長の孫として育ってきた。財閥3世として生まれた為か、ドヒョンは幼少期から波乱万丈な人生だった。

学生時代のドヒョンは18歳の頃アメリカへ留学し、アメフトや勉強に充実した学生生活を送っていた。悩み事と言っても、人に頼まれたら断れないドヒョンは色んなサークルに誘われて困ること位で普通の日常を過ごしていた。

しかしある日学生会の仲間のアビーから会議資料をジェニファーに届けてと頼まれる。資料を受け取り、ジェニファーの家へ行くと、父から虐待を受けているジェニファーを目撃する。彼女を助けようと中に入り彼女の父と乱闘になる。

しばらくすると近所の人からの通報で警察がやってくる。警察に事情を聴かれたジェニファーは父が怖く事実が言えず、自分はドヒョンに殴られ、それを止めに父が来たと証言する。ドヒョンは警察に連行されながら「地獄から抜け出したいなら事実を話せ」とジェニファーに訴える。

警察から釈放され家に帰ると留守電に、事件を知ったアン室長からメッセージが入っていた。今回の事件を母と会長(祖母)はまだ知らないと聞き安堵するドヒョン。

ドヒョンは着替えで服を脱ぐ時、痛みが疼きだし、カッと目を見開く。過去の体験をフラッシュバックした後、苦しみだし安定剤を取ろうとするが届かず…

苦しみは治まったが、別人のような顔つきになるドヒョン。様子がおかしいまま家を出る。家を出てドヒョンが向かった先はジェニファーの家だった。ジェニファーを苦しめる父を殴り倒し、二度とジェニファーを殴るなと警告した。2階で泣きながらお礼をいうジェニファー。

その翌日、自分の部屋のベッドで起きたドヒョン。昨晩の記憶もなく、服も自分の物ではないようなものを着用していた。この時ドヒョンは初めて自分の中に別人格(シン・セギ)がいる事を知る。

時は経ち、ドヒョンは28歳に…

現在もさらに人格が増えるかもしれないという不安を抱えながらニューヨークで生活していた。多重人格を直そうと精神科医に相談するも病状を聞くと逃げてしまう。

治療が進まず八方塞がりなのに、会長から韓国へ戻るようにとの伝言を伝えにアン室長が訪ねてくる。やはり治療がまだ終わっていない状態では戻れないとアン室長に話すも…

ハッ!っと意識が飛んで、起きたら飛行機の中に!?事態が飲み込めないドヒョン。

キョロキョロしながら、横の人にどこ行きの便か聞くもすぐにアナウンスで、仁川空港行きと放送される。

そして携帯にはシン・セギからのメッセージが入っており、スンジン財閥の後継者を狙いに韓国へ帰るつもりとの事。

シン・セギのせいで11年ぶりに韓国へ帰ってきてしまったドヒョンだが早速ニューヨーク行きの飛行機の手配しようとする。しかし、会長からの迎えが空港に来ており逃げるに逃げられない状態に…。

その時困っていたドヒョンの前に、「見つけた!」と激怒した女性(リジン)が向かってくる。自分に言われたと思い驚いたドヒョンは過去の事を思い出す。多重人格のせいでよく身に覚えのないことで人を怒らせていたので、またかと落ち込む。

すると、言われたのは自分ではなく、後ろに隠れていた人物だった。隠れていたのは飛行機の横の座席の人(リオン)で、なにやら凄い剣幕で怒られている。

実はリオンは覆面作家のオメガで、リジンの連絡先に記者から電話が殺到して仕事にならず、取材旅行から帰ってきたリオンを探しに空港まで押し掛けたのだった。

空港内で、「リオンの正体を暴露してやる!」と大声でいうリジン。焦ったリオンはリジンの口を塞ぎ「妹は病気なんです!」といい、リジンを連れて空港を去る。この出来事が後で大きな誤解を生むことになる。

空港から出たリオンは怒りが治まらないリジンに文句を言われながら、リジンの職場の病院に送る。リジンの職業は精神科の研修医で、暴れる患者を止めたりと凄くハードな仕事だった。

リジンと別れた後のリオンは、なにやら怪しい様子。車の中で自分の持ち物を整理しているとチャ・ドヒョンの写真と記事が出てくる。リオンにはか秘密がある。

一方、空港から帰ってきたドヒョンは、家に着いた途端、ナーバスで緊張気味。帰ってきたのに会長(祖母)とドヒョンの母は言い争っていた。母は歓迎ムードだが、祖母は怪訝な表情。

早速、家族で食事をするも、会社の話。会長から、「スンジン建設の社長の座が帰国の条件とは大きく出たわね。」と言われるも何のことかさっぱりのドヒョン。だがすぐにシン・セギがドヒョンの意識がない時にやったことだと悟り落ち込む。

ドヒョンは会長に話をしようとするも、自分抜きで会長と母が今後のドヒョンの事を決めていく。会長からIDエンターテインメントの副社長から始めなさいと条件を提示される。

一人暮らしの家も用意され、セギのせいで引っ込みがつかなくなったドヒョン。引き続きアン室長がドヒョンの世話役となる。アン室長はドヒョンの多重人格を知っている唯一の理解者。多重人格を隠し続ける為に協力するとドヒョンを励ます。

そうこうしているとドヒョンの帰国を知った又従妹のギジュンから連絡があり、今夜飲もうと誘われる。ギジュンはIPエンターテインメントの社長でスンジン財閥の後継者。もう一人の後継者候補のドヒョンが帰国したことによって、会長の父からドヒョンの弱点を探せと指示される。

そんな相手が考えている事もお見通しのアン室長は、こちら弱点を調べているかもしれないから病院に通うのは危険だとドヒョンに警告する。ドヒョンはアメリカで治療してた頃の主治医スコフィールド先生に頼んだら力になってくれるはずとひらめく。

そのスコフィールド先生とはアメリカ人ではなくソク・ホピルという韓国人の精神科医でリジンの上司だった。

その頃リジンは、病院で気分障害のホ・スッキさんが脱走し大騒ぎになっていた。ベッドには置手紙がありその内容はパラダイスに行くと書いてあった。病院に携帯を置いて行ったので位置追跡が出来ない。しかしその携帯のメールにクラブパラダイスの案内が書いてあり、リジンは早速その場所に向かう。

同じ頃ドヒョンもギジュンとの待ち合わせ場所のクラブパラダイスへ向かう。しかしその場にいたのはドヒョンだけでなく社員もたくさんいる歓迎パーティ。その歓迎パーティは、副社長になったドヒョンとスカウトしたチーム長ハン・チェヨンの為にだった。ハン・チェヨンはドヒョンの初恋の相手だった。そんなチェヨンとギジュンは良い雰囲気で…

ドヒョンは昔のチェヨンとの思い出にふけっていると、ある女性が話しかけてきた。その女性は病院から脱走したホ・スッキだった。そしてホ・スッキを追いかけてきたリジンとまた再会する。ホ・スッキはリジンを見つけドヒョンに助けを求める。ホ・スッキはドヒョンに自分は精神科医と言い、リジンが来たら自分は医師で私を患者だと言うはず、妄想癖があるから信じないでと逃げる為に嘘を言う。

空港の大騒ぎの件もあり、完全にリジンを患者だと思ったドヒョンはホ・スッキを追いかけてきたリジンを制止する。止められたリジンはドヒョンを一本背負いする。頭を打ったドヒョンは様子がおかしくなり、トイレにこもる。薬を飲もうとするが間に合わず…

なんとかしてホ・スッキさんを捕まえたリジンは救急車を呼び搬送してもらう。一緒に救急車に乗るつもりがドヒョンのことが気になりその場に残る。急いでドヒョンの元へ行こうと走るも誰かに引き留められる。

それはドヒョンと同じ顔だけど服装も雰囲気が違うシン・セギだった。シン・セギは「覚えておけ」と言いリジンの腕を握り時計を見始める。その時計が丁度10時になった瞬間シン・セギはリジンに「2015年1月7日 夜10時、お前に惚れた瞬間だ。」と告白する。

そう言われて大爆笑するリジン。心の中で「どうして?一体どこに惚れたの?」と困惑し、次は「生意気な女は初めてだとか言い出したりして(笑)」と笑いを堪えるリジン。

お約束でリジンの言う通り「生意気な女は初めてだ」と歯の浮くセリフを真剣に言うセギ。そしてリジンはまた大爆笑。リジンはセギの告白を真に受けずその場を去ろうとした瞬間…!

暴走族?みたいな連中が現れ、シンセギの周りに集まってきた。シン・セギにジャケットを奪われた男の仲間達だった。その男はジャケットを脱げとセギに言うが、脱がせてみろと好戦的に言うセギ。リジンのジャケットを渡してという説得もセギは聞かず、乱闘騒ぎになる。

キルミーヒールミーの第1話の感想

ドヒョンは優しい誠実な人柄なのに、正反対のようなニヒルで自分勝手なセギのような人格が存在するって、迷惑な話で。セギの勝手な的で自分の記憶がない間に韓国に戻らされたドヒョン。会長にも社長の座が帰る条件とセギが言っちゃってるからかなり気まずそう。そしてリジンと出会うけど、ドヒョンはリジンの事、病人だと思ってるし(笑)セギはリジンに少女漫画みたいなキザなセリフで告白するし…リジンに爆笑されて(笑)見てて面白かったです!次回ではどんな人格が出てくるのか楽しみですね!

キルミーヒールミーの第2話のあらすじへ続く。

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