キルミーヒールミーの第12話のあらすじと感想(ネタバレ)

キルミーヒールミーの第12話のあらすじ

前回の最後は会長宅から車で帰っていると、セギに人格交代の前兆がありました。そしてリジンはリオンの部屋のドヒョンの資料を見てしまう。どういうことかと質問するリジンですがリオンは…?

☟以下ネタバレを含みます。ご了承下さい。

セギと人格交代をする時にドヒョンは過去の事を思い出す。そして地下室には自分以外誰かいた事を知る。そしてドヒョンは目覚めるが…そこは父のいる病院だった。

ドヒョンは驚き、困惑していた。するとドヒョンはまた過去を思い出す。幼い頃ピアノを弾いていたドヒョンは間違えてしまう。すると父はドヒョンに暴力を振るわれる。そしてドヒョンは地下室でもう一人の誰かを守っていた。

すると会長の部下が病室へ入り、ドヒョンを会長の元へ連れて行く。会長に叩かれジュンピョ(ドヒョンの父)を人質にとったことを責められるドヒョンだが全く分からない。

「あなたと母親をスンジンに迎えたのが、大間違いだった。財閥の名誉を守る為の番犬を務めたと思って今回は許すわ。また父親に近づいたらその時は…」と言い放つ会長。ドヒョンは勝手に父に会った事を謝罪する。しかし会長は以前の攻撃的なドヒョン(セギ)を思い出し、今のドヒョンの謝罪を疑問に思う。

ドヒョンは父が意識不明なのは自分を助けたからだと理解しているからと会長に伝える。帰るように言われるドヒョンだが、会長に聞きたい事がと話し出す。僕が幼い時この家に僕以外に子供がいたか?と問うドヒョン。

会長は「過ちはあなた一人で十分よ、他に子供はいなかった」と答える。会長の部屋から出ると家政婦さんにファランの居場所を問うドヒョン。しかし母は海外へ行っていた。しかも家政婦さんには、「お忘れですか?副社長のご指示です」と言われる。セギが連絡するまで戻らないようにとファランに言っていたのだった。

会長はまたセギの言葉を思い出す。ドヒョン(セギ)はさっき「まともな人間なら、俺ではなくあの子を助けるべきだった」とその子の存在を知っていたのにどうしてまた聞くのかと。会長は困惑する。

その頃リオンはドヒョンの資料のことで、リジンに追及されていた。リオンは次の小説は財閥が舞台のミステリーだからスンジン財閥を参考にしようとしたと誤魔化す。言い訳をしながら資料を片付け、ミン・ソヨンの写真を隠すリオン。

飛行機でドヒョンと会ったのも偶然じゃないのではと問うリジン。「作家として取材に熱が入っただけだ見逃してくれよ」と頼むリオンだが「正体を隠して取材するのは失礼よ、陰険で卑怯だわ」と責めるリジン。

リオンは「正体は明かした。良心が痛んだからオメガだと名乗って版権も売ってやった」と弁解する。リジンは「まさか多重人格をテーマに小説を書くつもり?」と問うがリオンは「人の傷を商売に利用したりしない」と答える。

リジンは両親にドヒョンの名を伏せろと言った理由を問うがリオンは困惑して答えられない。ドヒョンのプライバシーやリジンの医師としての守秘義務で誤魔化すリオン。そして、老人だと思っていたのに若い男だったと両親が知ったら?とリオンは反論する。何も言えないリジン。

その後リオンはこっそりミン・ソヨンの写真を庭で焼いていた。

タクシーで家に帰るドヒョンだが、運転手を父と錯覚する。恐怖を感じ逃げようとするドヒョン。

家に帰って来たドヒョンはリジンを探すがどこにもいない。暫くするとアン室長が現れ、リジンは今実家からもうすぐ戻るとドヒョンに教える。ドヒョンは安堵するが、セギの脅迫「俺の女に手を出したらお前の女が危ないぞ」を思い出しチェヨンが無事かを心配する。

チェヨンはその頃母と話しており、ギジュンとの結婚に揺れていると話す。母は100%の確信なんて誰も持てないとチェヨンを説得する。その時ドヒョンから電話がかかり、それをとるチェヨン。

ドヒョンはチェヨンに無事かどうか確認する。安堵するドヒョンだが、チェヨンは「それだけ?今日は誘惑しないの?」と言う。セギのした事に頭を抱えるドヒョン。馬鹿にしないでと言うチェヨンにドヒョンは「悪かった。でも僕が何を言ったとしても本心じゃないんだ。」と謝罪する。そして「傷つけたことは一生を懸けて償う」とドヒョンは言う。

ドヒョンは「長期間戻らなかったのは初めてだから不在時に起きた事の推測が難しくなってきました」とアン室長に話す。アン室長は「強くなるのです。意識や大切な人を虚像に奪われない為にも」と励ます。アン室長はセギと会長に何があったのか調査をすると言う。

アン室長に「21年前、火災以前に家に自分以外で他にも子供がいたのかも調べてください」とドヒョンはお願いする。

一方リジンはリオンに送ってもらいに家族で外へ出る。リオンが送ることに文句を言うと父がじゃあ自分が送ると言い出し住所を聞いてきた。リオンとリジンは「ダメッ!!!」と叫ぶ。リオンは謝り自分が送ると父に言う。

父が2人にフェリーは最近来ないから連絡してみると言い出し、慌ててそれを止める2人。急いで帰っていく2人。

車で送る際リオンは、「1人で大変なら家に連れてこい、俺も友達や家族になってやる」とリジンを心配するリオン。そしてセギの事を危険そうだと聞かれたリジンは「見た目はワルだけど純粋でかわいいわ、危険な人格は別にいるから気を付けて」と話す。それはリオンが好きなヨナのことだった。何なのか気になるリオン。

アン室長を送ったドヒョンは家に入ろうとすると、チェヨンの車が来る。チェヨンは降りてきてドヒョンに抱き着く。「どうかなりそう、プライドがズタズタよ」と泣くチェヨン。困惑するドヒョン。

そしてリジンもドヒョンの家に到着すると抱き合う二人を見てしまう。リオンに車を止めるように言うリジン。セギがチェヨンを抱きしめていると思ったリジンは、セギを止める為に「チャ・ドヒョンこの人間のクズ!!」と叫びながら二人に割って入る。

「私とケンカしたくらいで婚約を控えた友達に何てことを!」とドヒョンに怒る。リジンはチェヨンに謝罪し「酔った勢いでハンチーム長に言い寄ったようです!いつものことだから騙されないで!」と説明する。

リジンはドヒョンの耳を持ち「この粗大ゴミは私に任せて今日はお帰り下さい」とチェヨンに言い家に入る。

それを見ていたリオンはまだリジンが恋愛をしていないことに安心する。

耳を引っ張られ痛がるドヒョンにリジンは「シン君、チャ君の名誉を守ると約束しなかった?チャ君は別人格の行動のせいで尻拭いが大変なの!いいかげんにしないと減点よ!」と叱る。それ聞いたドヒョンは笑ってしまう。

セギと思っているリジンは「笑うなんて、チャ君を上手に演じてるわね!演技賞を狙えるわ」と怒る。しかし様子がセギではないことに気づくリジン。ドヒョンはリジンの手を握り「チャ君です、戻りました」と答える。

「僕が戻って残念ですか?」と言うドヒョンに怒るリジン。リジンは「戻るのが遅すぎるわ。永遠に戻らないのではと心配したんですよ!シン君はチャ君を殺せと脅すしやりたい放題だし。チャ君には夢でお別れを言われたんです。」と泣くリジン。

ドヒョンはリジンを抱きしめ「ただいま、二度と待たせません」と言うが「あんた、演技中のシン君だったらぶっ飛ばす」と疑うリジン。ドヒョンは笑いリジンの額にキスをする。

翌朝、リジンはセギのした事をドヒョンに話す。セギとチェヨンに何があったか気になるドヒョンだがリジンは想像するしかないと言う。ドヒョンはリジンの想像はと問うと、何事もなかったと思うと答える。リジンはセギに「信じるなら想像しろ」と言われたとドヒョンに話す。

ドヒョンは「セギのことを信頼してますね」とリジンに言うと「またジェラシーですか?」と問う。否定しないドヒョンにリジンは「ママが魅力的な女に産んでくれたせいで疲れるわ」と冗談を言う。

ドヒョンは昨日から気になっていた事があるとセギの作ったルーレットの事をリジンに問う。リジンはセギが自分かドヒョンか選べないリジンに選択させる為に作った神にゆだねるルーレットだと説明する。そしてドヒョンに針が指したことを伝えると、「神は存在するんですね!」と嬉しいドヒョン。

しかし後セギが無効にしたことを知り、「神に逆らうなんて!ヤツに甘いのでは?」と怒るドヒョン。リジンは否定し、そのおかげでセギに3つの条件をつけ調教する事が出来たと説明する。ドヒョンの会社での立場が守られたと話すリジン。

会社に行く際、普通のスーツで行こうとするドヒョン。しかしリジンが「数日で印象が変わると周囲に疑われます。ギャップは少な目に…」と服装だけセギよりの格好で出社する。

ドヒョンのいない数日間の間に女性社員からの人気が上がったり、チェ室長がセギのファッションの真似をしたり…ロッキングのジェアイに「主役を断りやっぱり脇役から頑張る」と感謝され、この間みたいに「できる!!!」と叫んでくれといわれたり。会議でギジュンがロッキングの契約をとりつけたドヒョンを褒めたり、と変わった事が多く戸惑うドヒョン。

ドヒョンはセギが自分よりも優秀かもとアン室長に言うと、副社長と言う後ろ盾があるから堂々とできたのではと答える。アン室長はその後ろ盾はドヒョンの事で「事態を収集してくれると信じてるから、好き勝手にできるんです。結局は自分を信じたのかも」とドヒョンに言う。

アン室長と話していたドヒョンはギジュンに呼び出される。ギジュンは「変身ごっこが趣味か?神経を逆なでしやがって、路線をはっきりさせろ」とドヒョンに掴みかかる。

ドヒョンは「気を悪くしたなら謝る。でもぶっ壊れたい時もあるだろ?ストレスのせいで会議の時はどうかしてた」と話す。ギジュンは夜チェヨンを訪ねたのは?とセギが起こした事を問う。ドヒョンは誤解だと言い「はっきり言ってチェヨンに未練などない、八つ当たりはよせ、惨めに見える」と言い去る。

その後チェ室長がドヒョンについて調べた内容をギジュンに渡した。それは大学時代の友人アレックスのことで、卒業直前にお金を渡し絶交したということだった。ギジュンはその友人の連絡先を調査するようチェ室長に指示する。

アン室長が会長宅の監視カメラの映像を入手したので、早速セギと会長にあった出来事を確認するドヒョン。

一方リジンはチェヨンにトイレで会ってしまう。チェヨンに話があると言われるリジン。

昨日の事を再度謝罪するリジン。チェヨンは「勘違いしないで、あなたは利用されてるの。」と言う。「ドヒョンが私を突き放す度にあなたを近づけるのは、私をあおるためなの」とチェヨンは言う。

リジンは社長と婚約をしているのではと問い「私にそんな話をする理由が分かりませんが、これ以上は聞いてもムダのようです。もう一度昨日のことはお詫びします」と言う。

セギと会長がもみ合いになっている映像を見るアン室長とドヒョン。「セギの暴走で会長は倒れたそうです」とアン室長が言う。ドヒョンはセギの行動に疑問を持つ。

音声を聞くとセギが「俺は頼んでない、命乞いをした覚えはないぞ、まともな人間なら俺ではなくあの子を助けるべきだった」と怒鳴っている。ドヒョンは「あの子」という言葉が気になる。

会長はドヒョンとセギの態度と言動の差が気になりカンハン病院のスコフィールド先生を訪ねる。すると先生からドヒョンは解離性同一性障害と説明される。(多重人格のこと)驚く会長。

ドヒョンはアン室長に、「子供の調査はどこまで進みましたか?」と問うと、まだ調査中だがおかしな点があると言う。それは当時の使用人たちの記録がなく身元が分からないとのこと。ドヒョンはそれはないと言う。ドヒョンは雇用するときは身元を調べているからおかしいと話す。

話しているとリジンが会社から戻る。ドヒョンはリジンについてきてと部屋に入る。リジンにセギと人格交代した2日観の出来事は、自分に話した内容が全てかと問う。アン室長からファランがリジンに会うと知り、セギが連れ戻しに行き、ファランを海外に行かせたと聞いたドヒョン。

「その理由に心当たりは?」とリジンに問うドヒョン。リジンは言いにくそうに「お母さんを虐待の傍観者だと言ってました。それを武器にスンジンで生き延びてると」と話す。

その事を自分に隠した理由をドヒョンはリジンに問うと「あなたが子供の頃虐待されてたと知ったらショックを受けるかと」と答える。

ドヒョンは「あなたの気持ちも虐待の事実も最近知りました。」と話す。「セギの存在が必要なくなるくらい僕は強くなります」と言うドヒョン。

ドヒョンは自分以外に例の子供を捜している2人のことをアン室長から聞くと「1人はチャ・ヨンピョ社長(ギジュンの父)でもう一人はお母さまです」と答える。驚くドヒョン。

するとアン室長に会長から連絡があり、ドヒョンを呼んでいるとのこと。「まさか父さんの身に何か?」とドヒョンは言ったあと腰が抜けてしまう。心配するアン室長とリジン。

リジンは車の中で「私がついてます。緊張しないで。ドヒョンさんは悪くない。セギの仕業だし事実を話してもいい。強くなるんでしょ?これじゃセギに勝てないわ」とドヒョンを励ます。

会長宅についたドヒョンが部屋に入る。ドヒョンは「父さんは無事ですか?」と会長に問うと、「思い出したみたいね」と答える。会長に話があると言い、「実は僕は病気を抱えています。」と詳細を話そうとするドヒョン。

会長は「アメリカへ戻って」とドヒョンに言う。「昨日と今日で別人格に変わるような者に財閥は渡せない」と会長がいうとドヒョンは「すでにご存じでしたか」と驚く。

会長は情けないと言い、「父親の首を絞める怪物を身に宿すなんて。今目の前にいるのは本当にドヒョンなの?」と責められるドヒョン。とにかくアメリカへ行き、母親と一緒に暮らすようにと言う。

ドヒョンは「会長は今までに一度でも、僕を孫だと思ったことが?」と会長に問う。自分が父の代用品じゃなく家族として見てくれたことがあるのかと話し出す。

「僕はアメリカには行きません」とドヒョンに「ついに本性を現したわね」と会長は言う。ドヒョンは「お望みどおり副社長からは退きます。」と言い、これからの事を話す。韓国に残り別人格の持つ意味を調べ、過去に何があったかを知るというドヒョン。自分は父の代わりでもないし財閥を守るための番犬ではないと言い自分はチャ・ドヒョンだと泣いて会長に訴える。

一方リジンは家政婦さんに頼まれて、地下室のワインセラーに行き、ワインを取りに行こうとする。するとリジンは昔の出来事を思い出す。

キルミーヒールミーの第12話の感想

ドヒョンがやっと戻ってきました!良かったですね(^_^;)でもたったの2日って。セギが強烈すぎて一週間位いたんじゃないかって思いました(笑)そして、リジンはなかなかドヒョンと信じませんでしたね。

それもセギが永遠にドヒョンは出てこないとか言ってたからですよね。やはり、気になりましたね、ルーレット!ドヒョンが自分が選ばれて浮かれるところや無効になった時のガッカリしたところが面白かったです(笑)

そして今日はアン室長の出番が多かった気がします!しかもドヒョンに良いセリフで励ましている所が多くあったので、ちょっとアン室長のファンになってしまいました!ドヒョンさんに対する忠誠心が凄いです!

そしてドヒョンは幼い時に虐待を受けていた事実を知ります。リジンはドヒョンが傷つかないように黙っていました。そして、ドヒョンはセギを必要としないくらい強くなると決めます。過去の出来事と向き合う勇気を持ったドヒョンが凄いと思いました。

そして会長は冷たいですね…ドラマの最後の方も情けないとか言ってドヒョンを責めるし、セギが怒るのもなんか分かるかもしれませんね。でももう、ドヒョンは副社長を辞任するから。ストレスにもなるし辞めて良かったと思います。またセギが現れてもズル休みできませんし。

リジンの言うようにドヒョンとセギが和解できる日が早くきてほしいです。

キルミーヒールミーの第13話のあらすじへ続く

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