もくじ
キルミーヒールミーの第8話のあらすじ
前回、ドヒョンはリジンを主治医に迎えることに。その直後にアン室長にさんざんからかわれ怒るドヒョン。味方がアン室長以外にできたドヒョンはこれからどのようにかわっていくのでしょうか?
リジンはドヒョンに恥ずかしがらず感情を出すように言い「今の感情表現は良かったです」と褒める。ドヒョンはムキになり「怒ってませんよ!」とまた怒る。
また「シンセギ!?」とまたからかわれ、ドヒョンは「チャ・ドヒョンです!」と同じやりとりをする。
ドヒョンはその後リジンに交代人格の詳細情報をまとめたファイルを渡し説明をする。他にもスコフィールド先生との治療記録や他の医師との治療、ドヒョンの11年間の日誌などの膨大な記録も渡すと、リジンはその量の多さに驚く。
リジンは宿はどこかとドヒョンに聞くと、アン室長が契約書に書きましたと言う。まだ見てないリジンは説明を受けてショックを受ける。アン室長の説明では株主総会までに問題があっては困るので、ドヒョンと同居し24時間態勢のケアをして欲しいとのこと。
ドヒョンも「セギとフェリーは夜行性でヨソプには自殺願望が。寝てても油断できない」とリジンに言う。リジンは「枕元に待機?まるで厄受けの巫女ね!」とショックを隠せない。ドヒョンは「待機は不要です。緊急時だけ駆けつけて下さい」とお願いする。
リジンは「自宅はともかく出社時はどう監視を?」と聞くとそれも契約書にとアン室長。リジンは契約書を見て「冗談じゃないわ。こんな契約は詐欺よ!」と怒る。
外に出たアン室長はドヒョンに「いつも我慢して自分を抑えてきた副社長が怒る姿を初めて見ました。副社長を素直にした人は11年間で初めてです。彼女を手放さないで下さい。」と笑顔で話す。
リジンはこっそり帰ろうとしていたが、ドヒョンにバレてしまう。リジンは「私が浅はかでした。カウンセリングだけかと思ってました」とドヒョンに訴える。契約書の内容は会社で秘書のふりをして欲しいと書かれおり、そんなの出来ないと思ったリジン。しかし今回ドヒョンは逃がしてくれない。
家に連れ戻たリジン。不当契約だと訴えるも、ドヒョンから契約金を振り込み済みと言われる。口座を確認したリジンは高額なので驚く。「僕の秘密を知る者はみんな金持ちになる」とドヒョン。
リジンはなんとか断ろうとするが、ドヒョンから秘書を演じたら2倍払うと条件を聞かされる。しかし「失礼しちゃうわ!あいにくお金には困ってません!」と頑張るリジン。そんなリジンに負けずドヒョンは「では3倍」と更なる好条件を出す。
リジンは葛藤し「誤解しないで、金額を聞いて戻ったのではなく足がしびれて動けないだけです、では失礼」と言う。ドヒョンに「言ったはずです。手を握ったら引き返せないと」とリジンを捕まえる。ちょっと嬉しいリジンだが複雑。リジンはまた足が痺れたといいソファに座り込む。
アン室長は会長にリジンがドヒョンの主治医になった事を報告する。会長からリジンの素性を調査するように指示があるが複雑なアン室長。アン室長は会長にドヒョンの抱えている問題を知っているのかと聞く。会長は「学費を援助しあなたを雇った理由は成績だけじゃないわ、口が重いからよ」と話す。会長はドヒョンの悩みを既に知っていた。
ギジュンはドヒョンの見合い相手ジソンから連絡があり、チェヨンがドヒョンのお見合いをダメにしたことを知る。ギジュンはチェヨンにジソンに謝るよう言うが、チェヨンは納得がいかない。ギジュンは「噂が広まる前にジソンに謝れ」と言うと、チェヨンは「どんな噂?」かと問う。
「内容はどうでもいい」とギジュンは言うが、チェヨンは携帯でジソンに連絡し確認しようとする。ギジュンは止め、「自分が惨めになるだけだぞ」と警告し「ドヒョンが後継者候補となりチェヨンはパニック。他の女に渡したくなくて、見合いを邪魔したけど相手にされなかった。チャ・ギジュンの婚約者のくせに」と噂の内容を話す。
チェヨンは「恋人のいるドヒョンからジソンを守るためよ」とギジュンに言うが「世間はそうは見ない」と怒鳴る。ギジュンは「婚約発表して噂を払拭しよう」と提案する。だがチェヨンは「それがプロポーズ?」と納得がいってない。
揉めた後にギジュンは明日婚約発表をすると言い出す。「総会前には発表しない、あなたの言いなりにはならない。婚約日は自分で決める」と答えるチェヨン。
一方ドヒョンはリジンに人格交代したときの為に人格の特徴を把握して下さいと、スクリーンで説明する。リジンはヨナとナナにはまだ会っていないとドヒョンに言う。ナナは最近出てきた人格で詳細は不明とのこと。だがヨナの事になると言葉を詰まらせる。
そして財閥の人間関係を覚えてもらう為に説明をしていた。するとリジンは「凄く美人だわ、あんなに美人なのに友達だけの関係?本当は好きだったのでは?」といきなり核心をつく。ドヒョンは何も答えず…
しばらくするとチェヨンが訪ねてくる。チェヨンは中に入ろうとするが「ここで」と外で話そうとするドヒョン。「何様よ、何故私を惨めな気分にさせるの?あなたに振り回されるなんて。私はあなたの初恋の相手なのに何故冷たくするの?あなたらしくないわ。」とチェヨン。
ドアの近くで聞いているリジン。
「心の中に誰がいるの?オ・リジン?ジソン?まさか私を待ってるの?」とチェヨンはドヒョンに問うと「本音を聞きたいか?」と答える。ドヒョンは「リジンさん出てきて」とリジンを呼ぶ。リジンは何度も呼ばれるので、渋々外へ出る。
リジンはチェヨンに挨拶するがドヒョンは「これが答えだ」とチェヨンに言う。チェヨンはドヒョンにビンタし車で帰って行った。リジンは「誤解があるようです」と言うが…
リジンは「あの大丈夫?飲み友達が必要なら私が…」とドヒョンに気遣うが「今日はこれで」と家の中へ入る。心配するリジン。
一方リオンの家族は、両親は食事の時もリジンを心配して元気がなかった。だがリオンだけは食欲旺盛で元気。…だが実はリオンもリジンの事を心配していた。昔のPCの中の写真を見てリジンが家に来た時や学生時代を思い出していたら、部屋に母が鬼の形相で来る。
そしてPCを隠すと、「何故隠すの!?Hな動画でしょ?」とリオンのポスターで叩く。PCを奪い母はPCを開けるとリオンとリジンの写真が…母はリオンに謝る。リオンは「実は俺だって兄として妹を心配してただけなのに…」と言って泣きながら部屋を出るリオン。母は一人反省する。
アン室長は「副社長の提案を受け入れ、今日朗読会を行うそうです。」とドヒョンに報告する。オメガがくる確率は低いが、言ってみる事になる。オメガの写真は?とドヒョンがアン室長に聞くと、編集長の協力なしでは入手は無理だと言う。だが噂によるとオメガはウォンビン似のイケメンとのことと、アン室長はドヒョンに言う。
するとリジンはオメガの存在を知っているのでドヒョンに向かってコーヒーを吹いてしまう。謝罪するリジン。
アン室長は今日の朗読会は同行出来ないとのことなので、リジンに頼もうとするが…。リジンは「甘えすぎよ!」と怒る。でも契約事項にも24時間サポートするように書かれているのでとアン室長。リジンは怒ってその場を去るが、アン室長は聞こえよがしに「フェリーが出た日には、まあ出てきたところで爆弾を投げるくらいでしょうね!」と大きい声で話す。
それを聞いたリジンは戻ってきて、ドヒョンに条件を出す。その条件は、毎日1時間カウンセリングを受けてという事だった。ドヒョンは「治療は必要ない」と断るが、「治療ではなく友達になるためです。いいですか?」とリジンは話す。ドヒョンは頑なに「友達も必要ない」と断る。
リジンは「それなら私はアメリカへ行きます」とドヒョンに告げる。ドヒョンは渋々「分かりました」と答える。
アン室長は実はファランと約束し、会っていた。ファランはアン室長に「もしかして会長のスパイなの?定期的に会長と会ってる理由は?」と問う。ファランはどっちの味方かとアン室長に聞き「もしドヒョンを裏切ったりしたら容赦しない」と警告する。
リオンは編集長から朗読会へこっそり行くのかと連絡があり、「IDエンタがまだ版権を狙ってる」と報告がある。リオンは「IDエンタはスンジン財閥の系列でしたね」と聞くと,行くのを辞めておけと編集長に警告される。
朗読会に訪問するドヒョンとリジンだが、リジンはスカーフとサングラスで変装し怪しい格好をしている。ドヒョンがなぜ変装を?と問うと「チャ君と同じで私にも守るべき秘密があるんです」というリジン。
リジンは周りを見渡しスカーフを取る。しかし兄のリオンが現れ、急いで逃げようとするリジン。リジンは兄はオメガの大ファンと言う事と家族には私はアメリカへ行っている事になっていると話し、ドヒョンは慌てて逃がそうとする。
しかしドヒョンだけはリオンに見つかってしまい、カフェで話すことに。リオンはドヒョンがオメガに会いに来た事を知る。ウォンビン似との噂ですがと聞くとリオンは嬉しそうな顔をした。しかし探して見たけどいなかったから、噂はデマでしょうねとドヒョンはリオンがオメガと知らず話す。
リオンとドヒョンはオメガの小説の話をしていたら、最新作の「地下室の子供」の話になる。読んでいないというドヒョンはどんな内容か尋ねた。
リオンは「地下室の子供」の内容を話す。
「主人公の少年と少女はお隣さん同士で兄妹のように育ちました。でもなぜか少女は地下室を怖がっていた。恐怖症克服の為、少女の両親は頻繁に地下室へお使いに行かせた。その度に少女は少年に一緒に行こうと頼みます。」
「少年は断りません。でも本当は自分も地下室が怖いんです。ある日少年は疑問を抱きます。何故地下室が怖いんだろうと?やがて少年はその理由を思い出します。でも少女は思い出せないんです。少年は決心します。少女の失った記憶を取り戻してやろうと。」
とリオンは内容を話していたら、ドヒョンの様子がおかしい。ドヒョンは昔の記憶の断片を見て、苦しんでいた。水をと言われリオンは急いで水を取りに行く。すると誰かがドヒョンの手を握る。
それはリジンで「大丈夫、私がついてるから安心して」と優しくドヒョンに言う。そしてドヒョンを抱え移動する。
リオンは水を持ってくるがドヒョンはいない。ドヒョンを探すと車に乗り込むリジンを発見するリオン。
車の中でもドヒョンは苦しんでいた。家に帰ろうとするリジン。ドヒョンを励ましながら運転していると、突然ドヒョンが「全く、何なのよ、超うるさい」とオネエ口調になる。
困惑したリジンは「あんた誰なの?」と問うと、「私、アン・ヨナ」と答える。リジンはドヒョンの言っていた事を思い出す。「苦痛の管理者」と呼ばれているヨナは、ひどい苦痛おを受けてもヨナが現れると苦痛を吸収してくれるし、単純な性格とドヒョンは言っていた。
しかし、ドヒョンにとっては危険な人格で、アイドルばっかり追いかけるらしい。
リジンは早速付けていたヘアピンを奪われる。そしてヨナは自分にヘアピンを付けると「どう?」と聞いてみたり「オッサン顔で最悪なんだけど」「お腹すいた」とか言いたい放題。驚愕するリジン。
ヨナはトラブルメーカーで絶対に逃がしちゃダメというドヒョンの言葉を思い出しため息のリジン。
リジンがため息をついている間にアイドルのイベントを見つけおっかけになるヨナ。女性の人だかりの中にオッサンが一人でキャーキャーと騒いでいるので周りからは不審そうな目で見られる。
リジンは急いでヨナを連れ戻そうとするが、髪の毛のひっぱりあいの喧嘩になってしまう。ヨナはまた逃げようとするが、街灯にぶつかり気絶する。
駅で気絶しているヨナが起きるまで待っていたリジン。車はレッカー移動されたし、病院は正体がバレそうなので行くのをやめたリジン。暫くして起きたのはドヒョンだった。
「私がそばにいれば大丈夫ですから」とドヒョンを励ますリジン。「申し訳ない」と謝るほうドヒョン。「おかげで僕の正体が全国に放送されずに済んだ」とリジンに感謝の気持ちを伝えるドヒョン。
「カフェで何があったんですか?ひどい苦痛を吸収してもらう時ヨナが現れるのでは?」と問うが答えないドヒョン。無理に答えなくてもいいとリジンは言い「友達になるのが嫌なら強要はしません。金持ちにはなれますから」とドヒョンに言う。
「聞きたいことはセギに聞きます。セギなら話してくれる。人の話は聞かないけど」とリジンは言い帰ろうとする。しかしドヒョンは「酒が飲みたい、昨日飲み友達になると言ってましたよね」とリジンを誘い出す。」
「お酒と友達は嫌いなはずでは?」とリジンが問うと「それは1時間のカウンセリングだと思えば済むことです。」とドヒョンは答える。
二人は飲みに行くことに。ビールをグイグイ飲むドヒョンに「今までどうやってお酒を我慢してたのかしら?」と問うリジン。
「さて僕はどうすればいいですか?」とドヒョン。まず「昨日の事(チェヨンのこと)から説明して謝るべきですね」とリジンに話そうとするが、「無理に言わなくても構いません。」と言う。
ドヒョンは謝罪し、話し出す。「チェヨンは又従妹の婚約者で初恋の人です。僕に優しかったから好きでした。でも僕に優しくした理由は、僕がギジュンさんの親戚だからだと気づいた。それで傷心して諦めました。」
でも多重人格になってからは相手に危険が及ぶから誰かに心を寄せたことはないと
ドヒョンは包み隠さずリジンに話す。
そしてチェヨンに会うと誰かを好きになれた頃を思い出すという。自分が愛したのはチェヨンではなく「人を愛することが出来た自分自身」なのかもしれないとドヒョンは話す。
「これが答えです」とリジンにいうと「質問してませんけど」と言われるドヒョン。
カウンセリングの残り時間はあと30分だとドヒョン。「何を言ってるの?これは世間話ですよ」とリジンは呆れる。
「時間計りましょう」というリジンに「覚えて下さい」といい、リジンの腕を持つドヒョン。リジンの時計を見てあの時みたいにドヒョンは言う。
「2015年1月29日 夜の10時 初心スタート」と…
リジンはセギかとドヒョンに聞くが「ドヒョンです」と言われる。
ドヒョンは気分を害し「リジンさん、セギに会いたいんですか?」と質問する。リジンは「それはジェラシー?」と尋ねると「違います」と否定するドヒョン。
「図星でしょ?自分に嫉妬するなんて変ですよ」と冗談をいうリジン
「違うといってるのに」とリジンに怒る。
帰り道にドヒョンはリジンに「どうして僕の傍に残ることにしたんですか?」と尋ねる。
リジンはヨソプがきっかけだと言う。それと「ドヒョンさんもね、私の決心が揺らいだ時引き留めたでしょ?助けが必要かどうかは助ける側じゃなく受け取る側が決めるものだそうです。」と言い、必要とされ嬉しかったとリジン。
ドヒョンは「僕の別人格たちが怖くないですか?」と質問すると、「もう慣れました」と答えるリジン。ヨナは?との問いに「確かに少し大変だとは思おうけど、みんなと仲良くなりたいです。慰めてあげたいし、話したいことも」というリジン。
「これからはキルミーではなく、ヒールミーと言って。そう言ってもあなた達は消えない永遠にこの中で生きるの。バラバラなパズルのかけらではなく完成したパズルのように素敵な絵になるわ。チャ・ドヒョンという名のとても素敵な人間になるの」とドヒョンに語り出すリジン。
ドヒョンはその瞬間リジンの手を握りキスをする。「チャ・ドヒョンです」と確認のようにリジンに言う。その時セギの警告を思い出すドヒョン。ドヒョンはそれを無視してもう一度リジンにキスをする。
キルミーヒールミーの第8話の感想
強烈な人格ヨナが出てきて、散々な目に遭ってリジン大変…イケメン好きでアイドルファンの女子高生とか(笑)フェリーとヨナが出てくるシーンは面白いですね!あとリオンがいかがわしい動画を見ていると思っていた母はバシバシ叩いたあげく、リオンの想いを知り反省する場面が面白かったです(笑)そしてドヒョンとリジンが仲良くなったのはヨナのおかげなんでしょうか?リジンの言葉に救われやっと心を開いたドヒョンですが…セギが黙ってる訳もなく。どうなるのかな?