キルミーヒールミーの第10話のあらすじと感想(ネタバレ)

キルミーヒールミーの第10話のあらすじ

前回のあらすじは、リオンにドヒョンの主治医をしていることがバレてしまったリジン。そして家に帰るとドヒョンからシン・セギに人格交代をしていた!怒ったセギを止められるのでしょうか?

☟以下ネタバレを含みます。ご了承ください。

なぜリジンがドヒョンの寝室にいるのかと怒るセギに、ドヒョンの主治医になった事を伝えるリジン。セギは「俺を殺す気か?」と問うがリジンは怯えて返答できない。寝室からリジンを連れ出すセギ。

「どこに行くの?」とセギを止めるが、ドヒョンの空間から出ていくと言って聞かない。リジンは落ち着いて話を聞いてと言うが、「ドヒョンと手を組んで俺を殺す話か?」と憤るセギ。リジンは自分にそんな能力はないと否定する。

リジンは公平な仲裁者になりたいだけと互いに理解する努力をしてとお願いする。セギは「片方は消えるべきだ」と怒鳴る。リジンにドヒョンかセギか選択を迫られるとセギは言う。セギはリジンに「俺が消えてほしいか?」と問うとリジンは「チャ君はあんたを消そうとしてないわ、話し合って仲直りしたいと思ってる」と伝える。

自分は仲直りさせる為の仲裁者だと言い、選択するのは自分じゃないと話をするリジン。セギは「ドヒョンに心を奪われてしまったか」と涙を流す。ドヒョンの狙いを分かってないとリジンに言い、ドヒョンのPCを見せるセギ。PCには以前セギが撮った警告の動画だった。

セギはドヒョンがルールを破ったから制裁すると言い外出しようとする。リジンはセギを止めようと腕にしがみつくが、それをゆっくり振り払うセギ。

セギは「あいつはお前を人質に取った。自分の女を守り、俺をけん制する為だ。」とリジンに言う。自分の世界を壊されたからドヒョンの世界も壊すと言い出すセギに、何をするつもりか問うリジン。

セギは「自分で後始末が出来ず逃げ出したくなるくらい、もう二度と戻る気になれない位に徹底的に壊してやる」とリジンに言う。リジンは「待って私も行く」とセギにしがみついて止めるが、振りほどいたセギ。「その気がないなら障るな」とリジンに警告する。

ドアを外から鍵を閉め、リジンが自分の後を追えないようにするセギ。

リジンはドヒョンのPCの動画を見てみる。動画を見たリジンはセギがチェヨンの家に行ったのではと予測する。

一方チェヨン宅ではギジュンが婚約指輪を渡していた。ギジュンはチェヨンに「君の事より自分の体裁を気にした。君を傷つけた」と謝罪する。チェヨンは納得する。そしてギジュンはチェヨンに指輪をはめる。

リジンはチェヨンの住所を調べていた。暫くするとアン室長が到着し、鍵を開けてくれる。リジンがセギを追いかけ、アン室長はセギが戻るかもしれないので自宅で待機することに。

ギジュンを見送りにチェヨンが家の前に出たら、赤い車が止まっていることに気づいたギジュン。これ見よがしにチェヨンにキスをするギジュン。そしてギジュンが帰って行った。赤い車の中にはセギが待っていた。

セギはチェヨンに連絡すると、「ギジュンさんと婚約するから電話しないで」と言われる。しかしセギは今から会おうとチェヨンを誘う。「ギジュンも帰ったから一人だろ」と言うセギ。「今どこなの?」と驚くチェヨン。そこでチャイムが鳴り響く。チェヨンは怯えるがセギは「何故俺だと思う、ギジュンかもしれないだろ」と言う。

ドアを開けるとそこにはセギが。チェヨンは「遅いから帰って」とドアを閉めるが、ドアを抑えるセギ。婚約指輪を見たセギは、チェヨンの手を握り「俺があげたかった」と言う。セギは「なぜ俺が一線を越えると決めつける?早とちりはよせ。「俺は友達としてワインが飲みたいだけだ」とドアを開け中へ入るセギ。

リジンは急いでチェヨン宅へ向かう。すると家の前にセギの車が止めてありここにいる事を確信する。セギに連絡しようとすると、家からセギが出てくる。「何をしたの」と問うリジンだが答えないセギ。

セギが車に乗ろうとすると、リジンは「そっちじゃないわ」といい、リジンの車に乗せる。お酒を飲んでいるので助手席に座るように言うと、素直に言う事をきくセギ。

車の中でリジンはセギに何をしたかを問いただすも、「想像に任せる」と言い答えない。セギは「気になるよな、俺を逃した数時間に何があったか知りたいだろ?俺も同じだ。不在の間お前とドヒョンに何があったか。」と話し出す。

リジンに「俺の信頼を裏切った」というセギ。リジンは「分かった」と言い、どうしたらセギを止められるかを問う。「チャ・ドヒョンを殺せ」とセギは答える。リジンは返答せず車を出す。

家に帰るとアン室長が待っており、リジンの事を考えホテルへと言うが、セギと話があると言うリジン。

「ドヒョンを待っているなら諦めろ、あいつは戻らない」とリジンに言うセギ。リジンは理由を聞くと「記憶の封印が解けた」とセギが答える。「封印していた記憶が少しずつ蘇るはずだ。」と言うセギにリジンは「あんたは知ってたの?チャ君が失った1年間の記憶を?」と問う。

「当たり前だ、記憶に耐える為に俺が生まれた」とセギは答える。ドヒョンにはないけどセギにはある記憶の中に自分がいるのか問うリジン。「俺を選べば教える」とセギ。

ふざけないでと怒るリジンに、セギは真剣だと答える。「そんな餌通用しないわ!」と怒るリジンに「命がけで投げる餌だ。食え、さっさと釣られろ」と言うセギ。私には別人格を消す能力はないとセギに訴えるリジン。

セギは「忘れるな、お前の選択が遅ければあいつの世界も壊れ始める。俺が壊すんだ。分かったか」とリジンを脅す。

一方セギが帰った後のチェヨンはワイングラスを割ったりと、動揺していた。セギの言葉を思い出すチェヨン。

リジンはソファで眠りについていると、ドヒョンが現れる。「リジンさん、今まで有難うございました」とお礼をいうドヒョン。その瞬間、リジンは目覚める。

その頃、セギはチェヨンの家に車を取りに行っていた。「明日はあの車を取りに来る」とチェヨンに言い、乗って来た車を置いて帰るセギ。

セギはスーツも着ず、会社へ出社する。社員はいつもと違う雰囲気のセギに驚く。だが女性からは評判が良かった。

リジンとアン室長はセギを捜しに会社に来ていた。チェ室長に副社長を見たかと尋ねると「今日はカッコよかった」と言っており、今いるのはセギだと分かる。

会議室にいると聞き急いで出向くリジンとアン室長。急いでセギを連れ出す二人。「バカなことはやめて!」とセギを止めようとするリジン。「触るな」というセギに腹が立ったリジンは「まったく偉そうに」と二人で押し問答になる。それを止めるアン室長。

セギは自分は副社長だと言い張り、また会議に出席しようとする。アン室長は「社員に姿を見られているし、会議は欠席できないので、もしもの時は二人で止めましょう」とリジンに話す。

するとアン室長にファランから連絡があり、リジンと会いたいと言う。

会議に出ているセギをアン室長が見張っている。ギジュンにオメガの件を聞かれると「栄養が足りないのか?」と冗談みたいな返答をするセギ。セギのフォローでアン室長が「版権を確保しました」と資料をギジュンに渡す。

「ご苦労様、イチーム長と担当交代を」と言うギジュン。セギは「セコいな、俺の手柄を横取りしやがって」と言い放つ。セギは止まらず「学識もあるくせに社員たちの前で、露骨に嫌がらせをして恥ずかしくないのか。」とギジュンを責める。

ギジュンは「オメガの件は担当を変更する」とセギに言うが、アン室長が「その件ですが、オメガ先生は映画化に関する全ての権限を、副社長に一任するという条件をつけました。」と説明する。

セギは「俺には到底理解できない。こんな蔑視と侮辱によく耐えてられるな。どこまでバカなんだ」とドヒョンを馬鹿にするセギ。アン室長は「責任感です。」と守るべきものがあるから耐えるのだとセギに反論する。

「無責任な人には理解できないでしょうね」と言い放つアン室長。自分の事かとセギは言い、ドヒョンはもう永遠に現れないとアン室長に言うセギ。

セギは自室に帰りリジンを探すがいない。アン室長にリジンの居場所を「問うと、「副社長のお母さまに呼ばれました」と聞き憤慨するセギ。「2人を引き合わせてどうするんだ。どこだ。場所を教えろ」と怒鳴るセギ。

ファランはリジンにバッグを送る。タグを外してと言うファランに従うリジン。するとファランはリジンにこれは賄賂よと言う。じゃあ返しますと言うリジンにタグを外せば返品不可だと言うファラン。

賄賂の見返りに、ドヒョンはちゃんと食べているかとか最近眠れているかと近況を聞かれるリジン。リジンも気になることがありファランに質問する。「副社長に7歳から1年間の記憶がないのは、本当ですか?」と問うリジン。ファランは驚く。

リジンがドヒョンからその事を聞いたと知るファラン。リジンは、「もし本当なら当時何があったか教えてもらえませんか?」とお願いするがファランは何もなかったと答える。

しばらくするとセギが現れ「二度と彼女に会うな!」とファランに警告する。リジンを連れ去るセギ。ファランはドヒョンの態度に驚き、ドヒョンが記憶を覚えていたのではないかと思う。

お母さんと話しが終わってないというリジンに、聞く必要なとセギは言う。リジンはお母さんは寂しいのではと話す。セギはファランについて昔、虐待の傍観者だったことを話し出す。

リオンは編集長とロッククライミングに来ていた。考え事をしていたリオンは今までの事を思い出していた。リオンはその時にドヒョンの多重人格や、地下室の少年の内容を自分に聞くドヒョンを思い出し「まさか…」と呟く。

家に戻ったセギはここを出るから荷造りしろとリジンに言う。リジンはドヒョンの失った記憶を持ちながら、黙っているのは何故か質問する。セギはドヒョンは耐えられないと言い、その苦痛を克服したとしても、自分達は消えるんだと答える。

リジンはもう一つ質問する。セギだけが覚えている記憶の中に自分がいるのかと。セギは何も言わず出ていく。

インターホンが鳴りでるとそこにはリオンが居た。リオンは無理やりリジンを車に乗せる。今はタイミングがよくないというリジンにリオンは「降りたら、多重人格のことを言いふらすぞ!」と脅す。リジンはリオンが多重人格のことを知っていた事に驚く。

「ここにいると危ない」とリジンに言うリオン。その瞬間セギが現れ「本当に実の兄か?」と言い出す。セギは何の権利でリジンを連れ出すのかとリオンに問うと「チャさんではないですね?」と言う。

「妹を連れて帰ります、違約金はいくらでも払います」というリオン。セギは何の資格があってリジンを連れて帰るのかと問うと、兄だからと答えるリオン。「女として見てるくせに何が兄だ」とセギが挑発するが、「資格がないのはお前だ。お前はスンジンの人間だろ」と言い放つリオン。

悲しそうなセギの顔を見て、リオンに何か言ったのと問うリジン。セギはリオンに言われた言葉がショックでその場で立ち尽くしてしまう。

家に帰ったリジンはリオンに両親に上手く説明し、謝罪するんだと言う。そして主治医も辞め、ドヒョンの事は伏せるように言われるリジン。

サンリにスコフィールド先生が来ていた。両親に謝るリジンだが、母はパイナップルでリジンを殴ろうとする。リジンを庇う先生だが、母は先生は知っていたのか?とヤブヘビに。

リオンは部屋の鍵付きの机の中にあるドヒョンのアルバムを見て「心がバラバラになったのを見ると、お前も幸せな人生ではなかったようだな」と同情する。

先生は焼き芋を焼きながらリジンと話す。リジンは庇ってくれたお礼を先生に言う「チャ君は自分の患者なのに君に押し付けた気がして気が重かったんだ」と答える先生。

ドヒョンが戻らないことの話をする二人。永遠に戻らないとセギに言われた事と記憶の封印の話をする。先生は、記憶の封印が解け覚醒したなら以前より強い精神でドヒョンが戻る事もあるとリジンを励ます。

セギは自宅で鏡に向かってドヒョンに話しかけていた。「お前の手に負えない世界に変えておいてやるよ!」と言うセギ。

思い立って会長宅の部屋の中で待っているセギ。部屋に入った会長は驚き「泥棒みたいに気配を消して何をしてるの!」とセギに言う。言いつけを守っただけと言い「一目に付かないように大人しく生きろ、実体験も見聞きしたことも全て忘れろと言ってましたよね。」とセギ。

会長は昔の記憶がないはずのドヒョンが何故覚えているのかと驚愕する。セギはスンジン財閥を俺に下さいと会長に言う。「父さんを待っていますか?未練が残っているようですね」と言い父の写真を割るセギ。「その未練を断ち切ってあげましょうか?」とセギは言い、父の病院へ。

父の病室に入ったセギは、父に話しかける。「あの時俺を助けたのが間違いだ」と言う。「俺がそろそろ楽にしてあげましょう」と言い…

キルミーヒールミーの第10話の感想

セギが中心の回ですね!やっぱりリジンに優しいセギ。セギは怒っていてもリジンの手を放す時もゆっくりですし、気を遣ってますし。今まで暴君なセギばかり見て来たので、ちょっと偏りがあるけど繊細な優しい面もあるんだと思いました。

でもリオン言われた一言が効いたみたいで悲しい顔のセギ。でも私はあまり可哀想って思えませんでした。最初にリオンにケンカを売ったのはセギですから(^_^;)穏便に行ってほしいですが…。でも最後にリジンに言ったドヒョンの虚像でもいいから側に~というセリフは、さすがに可哀想に思いました。

どんなに否定してもセギはドヒョンの中の一人の人格なので…逆にポジティブにドヒョンは自分(セギ)だからOK思ってもらえないかなと(笑)セギはドヒョンの心の傷だとリジンは言ってました。しかしセギは傷を癒せば自分は消えると…。

セギがドヒョンに話す時は、いつも追い詰める事ばかり言います。それはドヒョンが自分を責めている感情があるからでしょうか?その葛藤がセギなんでしょうか?心理学とかあまり好きではないので知りませんが…今回セギが可哀想で悲しい存在だと思いました。

全ての人格に何らかの理由があるのなら、ヨナとフェリーは一体どうしてあんなひょうきんなの(笑)でも苦痛を受けた時にヨナが出てくると聞いた時、何故だろうと思ったけど…でも辛い時にヨナがアイドルやお兄さんを追いかけるのはドヒョンの現実逃避だったら納得かな!

いよいよ謎が明らかになってきました。リジンは養子だったこと、リオンの地下室の子供の小説、リオンの母のセリフなどで、もうリジンの正体はほぼ分かりました。これからリジンは?

キルミーヒールミーの第11話のあらすじへ続く

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