キルミーヒールミーの第7話のあらすじと感想(ネタバレ)

キルミーヒールミーの第7話のあらすじ

前回のあらすじでは、リジンはようやくアメリカへの留学を決め、ドヒョンに連絡をする。しかし電話にでたのは5つ目の人格アン・ヨソプだった。さてリジンはどのように対応するのでしょうか?

ヨソプは1時間以内に自分を見つけられなければ自分達はこの世から消えるとリジンに話し、電話を切った。アン室長に連絡するが電話に出ない。

アン室長はその頃会長に連れられて会食へ行っていた。会長にドヒョンは女がいるのかとアン室長は聞かれ否定する。会長はドヒョンが「私からの帰国命令を何度も断った理由は?留学中に自ら韓国へ戻ったことは1度もない」とアン室長に質問する。

そして「何故3ヶ月後に再出国する必要があるのか?」「ギジュンがカンハン病院の精神科を調べている理由は?」と隠している事を怒涛の如く聞かれるアン室長。しかしアン室長はギジュンがカンハン病院を調査しているのは知らなかった様子。

「隠し事は徹底しないと」と警告する会長。アン室長は「どこまでご存じですか」と会長に質問すると「どこまで知るべきかしら」と答える。会長が望むなら話すというアン室長に会長は「まだ分かってないようね、ドヒョンに問題があろうと私には関係ないの、興味もないわ。」と厳しい言葉を投げかける。

アン室長は会長が自分から聞き出す為に質問したのかと思っていたが、「どんな秘密であれヨンピョ(ギジュンの父)に知られてはならないわ、息子が目覚めるまでドヒョンに問題があっては困るの、隠し通しなさい。それがあなたの仕事よ」ときつく念を押す会長。

困ったリジンはスコフィールド先生に連絡し、ヨソプが現れた事を伝える。リジンは行き先が分からない為どんな事でもいいから情報を下さいと先生に言う。先生はヨソプの特徴をリジンに話す。

「アン・ヨソプ17歳、ヨナの双子の兄。天才肌でプライドの高い人物だ。審美眼を持ち、醜悪なものを病的に嫌っている。悲観的で死に憧れがあって、絵を描くのが好きな人格」

と先生から情報がある。先生にヨソプは他に何と?と聞かれ「空が墓になる」と言っていた事を思い出すリジン。それを先生に伝えると、「屋上だ!投身自殺を試みたことがある」と言い今どこへ向かっているか聞かれるリジン。

リジンはドヒョンの会社へ向かっていたと話すと、先生は、防犯カメラもあるし顔も知られているから会社の屋上はあり得ないと言われる。あと30分しかないので焦るリジン。するとリジンは何かを思いつき先生との電話を切る。

リジンはシンハン画房の前に到着した。ヨソプは絵を描く道具を買うために画材店に寄り、誰もいない絵が描ける場所を探したのではと考えたリジン。考えに沿ってヨソプの行動予測をしていくとリニューアル工事中のビルの屋上に行った可能性があると思い、そのビルを駆け上がる。

ヨソプはリジンが時間通りに来れなかったので、自殺を決行しようとする。急いで屋上まで来たリジンはヨソプが飛び降りる寸前で「ダメ!!!」と叫ぶ。ヨソプは飛び降りるのを辞める。

「死んだらメッセージも無意味よ」と訴えるリジン。ヨソプは「僕たちが存在したことは伝えられる」と落ち着いた表情で話す。リジンは「他の人格は生きたいと言わなかった?同意も得ずに死ぬの?」とヨソプを説得するが「みんな臆病だから僕が決断を」と答える。

「何人もいるせいで突然変異と呼ばれる」とヨソプが言うと「突然変異はあなただけじゃないわ、誰もが別の顔を持ってる、色んな自分が毎日闘っているのよ、あなたは闘う勇気もないの?」と言い聞かせるリジン。ヨソプは「僕の何が分かる」と答える。

泣きながら「こっちへ来てお願い」というリジン。ヨソプは「お姉さんだってドヒョンさんを捨てた、助けたいなら遅れるな、タイムオーバー」とリジンに言いまた、飛び降りようとする。

リジンは脚を抑え、必死に止めるがヨソプに突き飛ばされ、こけた所に鉄パイプが倒れ込んでくる。「止めても無駄だ」ともう一度自殺しようとするヨソプ。リジンはヨソプを引っ張り込む。

そしてヨソプに掴みかかり「チャ・ドヒョン!目を覚ますのよ、起きなさい」と怒鳴るリジン。「本当に死にたいの?それが本心?違うでしょ」とリジンは必死にドヒョンに訴える。リジンは「隠れてないで出てきなさい!」とドヒョンを呼ぶ。

すると眠っていたドヒョンにリジンの声が届き、ヨソプからドヒョンへ人格が交代する。目が覚めたドヒョンはリジンの手を掴み「チャ・ドヒョンです」と答える。安堵するリジンだが、「死ぬのかと思いました、何故私を巻き込むのよ」と泣きながらドヒョンに訴える。そんなリジンを抱きしめるドヒョン。

ドヒョンはスコフィールド先生に呼ばれる。リジンをアメリカの大学病院の研修に推薦をしたことを話し、ドヒョンの事情分かるが、彼女をドヒョンとセギの闘いに巻き込むなと話す先生。

ドヒョンは「ヨソプに体を奪われた時、彼女の声が聞こえた。僕の名前を必死に呼んでました。その声で目が覚めた。あんな経験は初めてです」と話す。「その時ふと思いましたこれからも意識と体を奪われた時は誰かに呼んでほしいと…欲張りでしょうか?」と泣きながら話すドヒョン。

ドヒョンは病院内の前にセギと意識を通わせた場所で鏡を見る。するとリジンが来て「誰かいますか?」と言いドヒョンの横に座る。「もしヨソプなら覚えておけと伝えて」とリジンは怒りながら言う。

ふいにドヒョンは「リジンさん、金持ちになりたいですか?」と問うと「健康器具や水でも売りつけるつもり?」と構えるリジン。「僕の秘密を知る者は金持ちに」と話すドヒョンに、リジンは「すごい!億万長者になれるわ、別人格に3人も会ったから」と冗談を言う。

「金持ちになるとみんな去りました、子供の頃は悲しかった。みんな金持ちにはなりたがるけど、僕と友達にはならない」とドヒョンは過去の事を話す。大人になり分かったとドヒョンは言い、自分と関われば危険だから、今までの人達は正解だったと思うとドヒョン。

なので友達は作らず代わりに壁を作り城を建てその中に自分を閉じ込めて感情を消したとドヒョンは続ける。リジンに「あなたにお金を払えば自分の心を開かずに、そばに置けると思いました。ところが自信がなくなりました」とドヒョンは言い主治医の提案を撤回した。

「リジンさんはボールを誤って怪物が住む城に投げてしまっただけです。ボールを返すから城から出て下さい。城を出たら二度と戻らないで」とドヒョンはリジンに別れを言う。そして哀れまないでと「魔法が解けたら王子に戻る野獣ではない、ただの怪物です」と言い去るドヒョン。

家に帰るとファランから連絡があり、最近悪夢を見たりしてる?と聞かれる。この間お酒も飲めないのにワインセラーに居た事を聞いて悩みでもあるのかと心配したとファラン。悩みもないし悪夢も見ていないとドヒョンは言う。

ファランは安心し電話を切る。その後でファランは来客を通し、内密にミン・ソヨンの子供を捜すよう探偵?に依頼する。

その頃リオンは編集長に会いに行っていた。長編小説の内容の続きを聞かれたリオンは、ネタバレを話し出す。

話は21年前、ある子どもが養子になる。養子になる前の記憶を失ったまま。養父母の実子と一緒に双子として育ちます。でもある日、偶然親の話を聞いてしまい、自分が養子だと分かってしまう。そして自分の過去と関連がある財閥の名前も知ってしまう。やがて大人になりその子は、内密に財閥の家族を調べ始める。同年代の御曹司の存在を知ると、彼に近づく。

そして次回に続くとリジンは話を終える。その話はまるで実話のよう。編集長に実話かと聞かれると「取材を続けないと、実話かどうかは分かりません。」と謎めいた発言をするリオン。

アン室長はオメガとの接触は困難なことと映画化も頑なに拒否している事をドヒョンに伝える。そしてオメガの作品や自作小説を朗読するオフ会へ、たまにオメガがファンを装って来るという情報を伝えた。ドヒョンは日時と場所を調べてとアン室長に頼む。その後でドヒョンは会長の命令でお見合いすることになっていた。

その頃チェヨンはギジュンの両親とギジュンとで会食の予定をしていた。しかしギジュンはドタキャンする。ギジュンの両親はチェヨンの不在の時に、ドヒョンがお見合いをする事を話しており、その話を聞いてしまったチェヨン。

ドヒョンは会長の命令でお見合いをすることに。しばらくするとチェヨンが来て見合いをぶち壊してしまう。

一方リジンはスコフィールド先生に挨拶に来ていた。先生はリジンと握手をし「医師は神様じゃない、救えない患者もいる。救世主になろうとするな、もし今気が重いなら哀れみや罪悪感など捨てて気軽に行って来い」と励ます。

しかしスコフィールド先生はドヒョンの事でも胸を痛ませていた。

考え事をして歩いていたリジンは前から歩いていたギジュンにぶつかる。ギジュンは散らばった荷物をリジンに渡す。二人は謝罪しすれ違う。

ギジュンはカンハン病院にドヒョンの事を調べに来ていた。スコフィールド先生に面会に来たギジュンは医療監修の話を断られる。その話をした後でドヒョンの事を探り出すギジュン。それに気づいた先生。

先生との面会が終わり、ギジュンはリジンを訪ねたが休職中で先生に挨拶して帰ったと言われさっきぶつかった女性がリジンだと知る。

ドヒョンはお見合い帰りにリジンの事を思い出し、リジンがヨソプを止めた屋上に行くと…そこにはかわいい雪だるまがあった。そしてヨソプの書いたKILL MEの文字がHEAL MEと書き換えられていた。ドヒョンはリジンが書いたものだと気づく。

リジンはアメリカへ行く為、空港に来ていた。そこには家族も見送りに来ていた。悲しい雰囲気だったがお土産を頼みだした父と娘の会話を聞き怒る母。家族での写真撮影も終わり受付を済ますとリオンが「つらい時は戻ってこい、カッコよく堂々とな、力強く飛べ、覚えてる?最高の選択とは自分の選択だ」と励ましお土産を渡す。「大好きよリオン」と抱き着くリジン。

ドヒョンは空を見て、アン室長に言う。「新しい主治医ですが、できれば男にして下さい」と頼むドヒョン。

すると玄関が開錠してる音が聞こえドヒョンは驚く。アン室長は知らないフリをする。

そこにはアメリカに発ったはずのリジンが家に入ってきた。リジンは改めて自己紹介をする。アン室長は「女性ですみません。電話で志願されたのでその熱意を評価しました」と答えた。

ドヒョンはリジンを見て更に驚く。

リジンはドヒョンに主治医となる条件を出す。

1つ目は他の人格を消してという頼みは聞けません。代わりにセギの暴走を止めてみます。

2つ目はドヒョンとセギにとって公平な仲介役を務めます。

3つ目は全ての人格と平和に暮らせるよう別人格と交渉してみます。

というものだった。

「契約成立でオーケー?」とリジンはドヒョンに握手を求めるが…なかなか握手しない。ドヒョンは「今から僕の手を握ったら引き返せませんよ」と警告し「それでもいいですか?」と再度握手を求めた。

リジンは握手をした…が凄い力で。「スターの握手会並みね!慎重すぎて待ちくたびれたわ!」と怒るリジン。痛がるドヒョン。

「痛いと言ってるだろ!!」と怒った…

リジンとアン室長は後ずさりし「シン・セギ??」と問うと、

「チャ・ドヒョンです!」と答える。

リジン「シン君かと思った、意外と気が短いですね」アン室長「怒っているのを初めてみた、ストレスを感じると別人格が出る恐れが」と言いたい放題言われる。

ドヒョンは「からかってます?」とまた怒る。

するとまたリジンとアン室長がからかいだす。

キルミーヒールミーの第7話の感想

ヨソプというなかなか難しそうな人格が出てきました。ヨソプは自分の居場所が分かったら飛び降りるのを辞めると条件を出したけど…無茶をいいなさんなよ(-_-;)でもあんな少ない手がかりでリジンはよく分かったなって思います!

必死でヨソプを止めるリジンでしたね。ドヒョンはリジンの声で目覚めますが、ドヒョンは今まで呼んでくれる人が居なかったんでしょうね。最後にリジンはドヒョンの主治医になる事を決心します。ドヒョンは嬉しそうですが受け入れてもいいものかと複雑そうでした。リジンはドヒョンを救う事ができるのでしょうか?

キルミーヒールミーの第8話のあらすじへ続く

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