カッとナム・ジョンギの第1話(前編)のあらすじと感想(ネタバレ)

カッとナム・ジョンギの前編のあらすじ

職場のコメディドラマで、主人公は守るべきものの為に忍耐するというナム・ジョンギの奮闘記。物凄く短気な上司オク・ダジョンからいつも刃物のような言葉が飛んでくるのに我慢する気の弱い主人公ナム・ジョンギ。

※申し訳ないのですが、少しずつ翻訳しての更新ですので、前編と後編に分けさせて頂きました。間違いが多々あると思います。ごめんなさい。それでもよろしければ見て頂けたら幸いです。

☟以下ネタバレを含みます。ご了承ください。

最初のシーンはナム・ジョンギが会社の屋上にいて、今にも飛び降りそうな雰囲気。

「私は他に行くところがありません、他に方法がありません。」

「私の中で残っているプライドを捨てなければいけない」

ナム・ジョンギをここまで追い詰めたのは…

自分より若い誰かがチーフに昇進していくこと。内心穏やかではないジョンギ。

同僚のパクが「本当に耳障りだ。キムがチーフなんて。彼に常識があるなら、申訳ないと感じるべきだ、あのハーブの化粧品は当初からお前によって開発されたものだ」とジョンギに話す。

ジョンギは「僕たちはそれに一緒に取り組んだ」と言う。

年下の上司から偉そうにされるジョンギを見て同僚も呆れる。

女性の同僚にもジョンギは「良い人ですが決して怒らない」という。「もし自分ならチーフに暴行を加える位悩む、彼は臆病だ!」と話す女子の同僚。それを奥のキッチンで聞いているジョンギは自分を情けなく思う。

ジョンギは「僕は臆病な人間なわけではないが単に対立を避けることによって身を守っているだけだ」と心の中でつぶやく。

エレベーターに乗っても自分が先に乗ったのにも関わらず、後で乗った人でブザーがなったのに、周りの視線はお前が下りろと言っている。

想像ではお前が下りろと相手を突き出すジョンギだが、現実では周りに負けてエレベーターを降りてしまう。

同僚と焼き肉に行っても、自分はトングを持ち肉を焼き続けて全然食べられないことも。想像ではトングごと肉を同僚の口に入れるが…現実は肉を焼き続けてしまう。

そして飲み会が終わり、飲酒した人の介抱もジョンギがする。唯一の喜びは、介抱した人からタクシー代をゲットしたくらい。

しかし数日後…

「待て手錠の必要はない、私は少しのお金も受け取りませんでした」と言うキム主任。賄賂を受け取り逮捕されていた。

ジョンギは「常に貪欲であることは、判断を混乱させる。多くの責任あるポストは自分の寿命を短くする。自分は多くの責任がなかった位置で満足していました。」とジョンギは思う。

けれども…

上司から。新しい大事な契約の監督を頼みたいとジョンギに話しがある。

喜ぶどころか気が重いジョンギ。

「ハーブの化粧品を開発したのもキム主任ではなく君だ」と上司。

ジョンギは知っていたのかと驚く。

「今回は昇進するチャンスだ。契約を得ることが出来れば、君はチーフだ上司はジョンギに話す。ジョンギは「それが失敗に終われば私は今度も昇進の候補から外される。そして辞職しなければならないと言っている」とプレッシャーを感じるジョンギ。

上司は「なぜ答えない?」と問うと「最善を尽くします」と答えるジョンギ。

部屋を出たジョンギは同僚のみんなからお祝いされ拍手される。上手くいくだろうかと不安なジョンギ。

「明日のプレゼンテーションの確認を行ってください」と言われるジョンギ。女性の同僚に頼むと母の誕生日と断られるが、2ヶ月まえ彼女は母の誕生日と休みをとっていたのだった。それを知っていても言えないジョンギ。同僚のミレさん、パクに頼むも断られ散々なジョンギ。

ようやく家に帰ったジョンギ。家には父とニートの弟と息子が待っている。

「今から寝てもすぐ仕事に行かなければいけないな」と息子をねぎらう。

息子の寝顔を見てほほ笑む。そして頑張らなきゃと奮起し、家に帰っても仕事をするジョンギ。

翌朝、リビングで仕事をしながら眠っていたジョンギは、ベランダからの物音で目が覚める。ベランダを見ると、ドアを開けてと業者の人が言っている。そしてまたインターホンが鳴り出ていくと業者の人が勝手に土足で部屋へ入ってくる。

何のことか分からないジョンギは内装業者らしい人に問うと、902号に来たつもりが901だったとのこと。慌てて撤退する業者。呆然とするジョンギ家族。

朝から大騒ぎだったジョンギだが、仕事の準備をして出社しようとするが、家のドアが開かない。すると家の前にはさっきの業者の荷物の山がありなかなか出られない。やっとのことで出られるが、化粧品を入れたリュックも落ちてしまう。

急ぐジョンギだが車のバッテリーが上がって動かない。仕方がないので電車で急ぐ。会社に電話しながら走るジョンギは人にぶつかってしまいリュックが飛ぶが体を犠牲に死守する。

何とか契約先の会社に着いたジョンギは急いで会議室へ向かう。

そして契約先の相手のやり手のマネージャー、ダジョンも会議室に向かいエレベーターに乗っていた。そこにジョンギ達が急いでやってくる。

エレベーターの中ではそこにダジョンが居る事もしらず、雑談をするジョンギ。落ち着く為に飴をなめるジョンギに上司は臆病だなと言う。そして男三人が深呼吸で気分を落ちつかそうとする。

エレベーターを降り、部屋を探すジョンギ達。ダジョンとは知らず声をかけると、ついてくるように言われる。そして、部屋に到着したが、ジョンギ達はダジョンにコーヒーを頼んでしまう。

パクはメールが来たと言い上司は「彼はなんて?誰が契約にあたるって?」と問うと「オク・ダジョンマネージャー」と言うパク。「不機嫌」「いじわる」「2度離婚」と悪口がメールに書いてあり、それを読み上げるパク。

更に「あなたが生きて帰ることを祈る」とまで書かれていた。それを聞いて怯えるジョンギ。

コーヒーを用意したダジョンは名札をつけると、ジョンギ達は凍り付く。エレベーターから一緒だったのかと…

ダジョンは「あなた達は2度離婚したと言っていたけど3度よ、2度ではない」とジョンギ達に言い放つダジョン。最悪な会議の始まり…

仕切り直して会議が始まり、説明をしていくジョンギ。そしてサンプルをダジョンに渡すと…なんと化粧品がまけていた。ダジョンの顔は恐ろしい顔になる。それを見たジョンギは謝罪し慌てて新しいサンプルを持ってくる。

そしてジョンギは代わりのサンプルもばらまいてしまい…ため息のダジョン。「もう十分だから結果を待って」とダジョン。「待ってください!」と一同言うがダジョンは止まらず。

ジョンギは必死に「我々は弊社製品に命をかけました。それを私のミスで従業員が苦しむことになるんです!お願いです、もう一度チャンスを」とダジョンにお願いする。

「私があなたのした小さなミスを大袈裟に言っていると?」と返すダジョン。「第一に耐久性の良い小ビンがエアークッションが入っているにも関わらず粉砕されていました」と理由を言い放つ。

退室しようとするダジョンに、上司がジョンギを後ろから押すと後ろから抱き着いてしまう。そして更に追い打ちをかけるように、ネームホルダーがダジョンの服のボタンにひっかかり、ダジョンの服は破れてしまう。

ジョンギは「殺してください!」と嘆く。ダジョンは「あなたが望むなら殺すわ!」と静かに激怒する。「契約はキャンセルします」と去って行くダジョン。

後で、フォローをしなければと上司はパクを連れていくが、ジョンギには会社へ戻るか家に帰れと言われてしまう。

ジョンギは「どういう意味だ。行く必要がないって。会社を辞めろと?」と落ち込む。

その頃ダジョンは契約破棄をしたことで上司とケンカしてしまう。水をかけられたことでダジョンは激怒し、自分もやり返す。そして最後には持っていたコップを上司に投げつけてしまう。上司は鼻血を出して、ダジョンに怯える。

その頃ダジョンは顔を洗い頭を冷やしていた。「あいつ!鼻をへし折るべきだった!」と怒りが治まらないダジョン。

「ラブリーコスメティック?冗談なの?」とため息をつく。しかし、ジョンギの必死の訴えを思い出し、サンプルを使用してみる。

前編のあらすじ~終わり~

カッとナム・ジョンギの感想(前編)

災難ばかりのジョンギさんがとても可哀想…昇進より安定というジョンギに舞い込む昇進のチャンスですが、責任感が強いからプレッシャーに押しつぶされそう。正念場の日の朝に間違って業者が来たり、荷物でドアが開かなかったり、車が動かなかったり…頑張れって応援したくなる主人公ですね!

凄く気持ち分かるので見ていて胸が痛いシーンも。失敗して仕事やめないといけないのかと落ち込む場面は悲しくなりました。守るべき家族の為に働いているから、毎日必死のジョンギ。ユン・サンヒョンさんとイ・ヨウォンさんの演技が上手!

ヨウォンさんのドラマはずっと善徳女王のイメージでした(古いですかね?)今までにない役をこなすヨウォンさん楽しみです。そしてサンヒョンさんがジョンギ役で良かったです。さてこれからどうなるのでしょうか?

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